ヤクルト序盤猛攻で逃げ切り カラシティーが好救援、5回1安打零封で4勝目

[ 2018年6月9日 17:18 ]

交流戦   ヤクルト7―3オリックス ( 2018年6月9日    神宮 )

<ヤ・オ>7回1死、安達の打球を体で止めるカラシティー(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトは0―1の初回、中村の2号3ランなど5安打を集中して一挙6点を奪って逆転。先発・原は2回3失点と先発の役目を果たせなかったが、3回からリリーフしたカラシティーが5回1安打無失点の好投でリードを守り切り、チームを勝利へ導いた。

 原は初回1死満塁から吉田正に右前適時打を浴びて先制点を許すと、味方が6―1と逆転した直後の2回も西野と安達の連打などで失点。今季7度目の先発でも初勝利を挙げられなかった。3回から登板したカラシティーは3、4回を3人で終えると、5回は先頭の投手・山崎福に右前打を打たれるも続く小田を一ゴロ併殺斬り。結局この1安打のみの5回49球、無四球の快投で今季4勝目を手にした。

 打線は初回無死満塁からバレンティンの三ゴロ併殺打の間に試合を振り出しに戻し、2死一、三塁から藤井、西浦の連続適時打で逆転に成功。なお一、二塁から中村が左越え3ランを叩き込んでビッグイニングを締めくくった。8回には青木が中堅の頭上を越える適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。

 オリックスは先発ディクソンが1回5安打6失点と大誤算。山崎福が4回無失点に抑えるなど中継ぎ陣は奮闘したが、打線が3回以降は散髪2安打と振るわなかった。

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