広島・丸1000試合祝い弾!守備でも気迫のダイビング捕球

[ 2018年6月9日 05:30 ]

交流戦   広島7―0楽天 ( 2018年6月8日    マツダ )

通算1000試合出場を達成し、花束を受け取る丸(撮影・北條 貴史)
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 広島・丸佳浩外野手(29)が節目の試合で大勝に貢献した。通算1000試合出場を達成した8日の楽天戦(マツダ)で、1回に先制二塁打を放つと、3回には右翼席へ7号ソロ。中堅守備でも魅せた。投げては大瀬良大地投手(26)が7回を4安打零封。リーグトップ独走の9勝目を飾り、2年連続3度目の2桁勝利に王手を懸けた。

 大瀬良と並んだ“復帰後”初のお立ち台。大歓声の中で丸は「最高です。節目の試合で勝利に貢献できてうれしい」と声を張り上げた。定位置の3番・中堅で先発し、492人目となる通算1000試合出場を達成。1回から全開だった。

 1死二塁の好機。辛島が1ボールから投じた外角高め直球を振り抜くと、ライナーは左翼線ではずんだ。「内容のある打席。得点圏で積極的に行く中で、逆らわずにいいスイングができた」。自画自賛の先制二塁打だ。

 先頭打者の3回には貴重な7号ソロ。カウント2―1からの甘いスライダーを右翼席へ運び、「コンパクトに自分のいいスイングができた。感触もよかった」。1日のロッテ戦以来、5試合ぶりの一発に笑顔がのぞいた。

 4月28日の阪神戦で右ハムストリング(大腿裏)を痛め、5月25日に電撃復帰して以来2週間。2軍での実戦を消化しないまま「突貫工事」で仕上げながら、離脱前と同じ3割1分台のアベレージを維持できるのは、高い修正力の産物だ。

 「配球は結構頭に入れる。読んで打つというより、自分のカウントに持って来るために考える。経験ですね」

 常に打つ準備をする中で、相手がカウントを取る際の軸の球種を絞るため、時には我慢する。ベンチに帰れば東出、迎打撃コーチと相手の攻め方を絶えず確認する。対戦の少ないパ・リーグ相手でも不変。昨季のセ界MVPの値打ちだった。

 ピンチの芽をつんだ好守も特筆ものだ。3回2死一、二塁で、ウィーラーのライナーを地面スレスレでダイビング捕球。「正面より(打球が)ズレていたので突っ込みやすかった」。故障した時と同じ状況にも「怖さはない」と言い切った。

 「丸のプレーは大きかった。素晴らしい打球判断。何年もゴールデングラブ賞を獲っている選手なんだから、あれくらいは…ね」。痛みが消えず、万全でない状態でも攻守に奮闘する丸を、緒方監督は絶賛していた。 (江尾 卓也)

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