上林 2戦連続V弾 ソフトB交流戦5戦5勝

[ 2018年6月3日 05:30 ]

交流戦   ソフトバンク5―4DeNA ( 2018年6月2日    ヤフオクD )

<ソ・D>7回2死一塁、右越えに決勝2ランを放つ上林(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクは2日、DeNAを5―4で下し、交流戦は無傷の5連勝。1点を追う7回に塚田正義外野手(28)が同点打、上林誠知外野手(22)が2試合連続の決勝弾となる右越え5号2ランを放った。2カード連続の勝ち越しを決めたチームは、首位・西武に2・5ゲーム差に迫った。

 打った瞬間、確信した。7回に塚田の左前適時打で同点とし、なおも2死一塁。DeNA左腕エスコバーの初球、152キロ直球を上林は見送った。ボール。「内角にズバッと来て“はえ〜”と思った。そのタイミングでいった」。続く2球目、133キロの低めのスライダーに体が自然と反応した。

 打球はあっという間に右翼席に飛び込む勝ち越しの5号2ラン。「速いスライダーだったので普通のタイミングで入れた。それが良かった」。2戦連発は昨年5月以来、約1年ぶりだ。工藤監督も「真っすぐのイメージがある、あそこでスライダーを捉えられた。よく打ってくれた」と目を見張る成長ぶりにベタ褒めだった。

 もう“左投手が苦手”なんて言わせない。開幕スタメンをつかんだ昨季、交流戦で相手先発が左投手の試合はベンチスタートもあった。しかし、今季はここまで全試合で先発出場。対戦打率は右投手の・259に対し、左投手では・319と上回る。この数字を伝え聞き「初耳。初めて知った。そういうのはまわりのイメージ」と目を丸くした。この日も相手先発左腕・浜口から2安打し、決勝弾と合わせて今季2度目の猛打賞をマークした。

 右翼の定位置を獲得した昨季の経験が形になりつつある。「1年経験してみて、多少の読みが、たまに当たる。成長とまでは言わないけど、慣れかな」と少しずつ自信が芽生えた。指揮官も「自分が打つべき球が明確というか、積極性が出てる。打席の中で落ち着いて状況を考えられている」とし、藤本打撃コーチも「左投手の変化球に対応できている。自信になると思う」と評価。首脳陣の信頼は日に日に厚くなる。

 それでも油断はない。前日1日にスタメンを外れた松田がこの日は猛打賞。ベテランの気迫に「怒りの3本。伝わってきた」と表情を引き締める。「結果が出ているうちは使ってくれるので毎日必死にやるだけ」。チームは交流戦で無傷の5連勝。4年連続の最高勝率へ勢いは増すばかりだ。

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