西武が10点快勝 “阪神ドラ1対決”榎田に軍配 藤浪は6回途中6失点

[ 2018年6月3日 16:10 ]

交流戦   西武10―5阪神 ( 2018年6月3日    メットライフD )

<西・神>3回1死一、三塁、植田を併殺で打ち取り、笑顔でガッツポーズする榎田(撮影・木村 揚輔)
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 西武が、相手ミスに乗じながら、効果的に得点して快勝した。

 前日2日は5−10で敗れ、日本ハムにゲーム差なしの首位に並ばれていた西武。連敗すれば陥落の可能性もあったが、初回から主導権を握った。

 先頭の秋山が中前打で出塁すると、源田の遊ゴロが敵失を誘い無死一、三塁に。浅村は見逃し三振に倒れたが、山川の打席で重盗を仕掛けて三走の秋山が生還。さらにメヒアの適時二塁打でこの回2点を先制した。

 5回にも敵失で好機を広げながら秋山、浅村の適時打で2点を追加。6回には打者10人の猛攻で6点を加えて試合を決定づけた。

 西武・榎田と阪神・藤浪による、阪神ドラフト1位同士の投げ合い。藤浪が6回途中6失点と粘り切れない中、榎田は古巣相手に7回5安打3失点と好投。阪神時代に挙げた4勝(13年)を抜く自己最多の5勝目をマークした。

 阪神は4点を追う6回に3点、8回にも2点を返して反撃したが、2桁失点が痛かった。

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