広島・高橋昂 4回途中4失点KO 2軍降格「いつもと違う自分に」

[ 2018年6月3日 05:30 ]

交流戦   広島3―7ロッテ ( 2018年6月2日    ZOZOマリン )

<ロ・広>2回、マウンドの高橋昴(中央)の元に集まる広島ナイン(撮影・森沢裕)
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 プロ2試合目の先発となった広島・高橋昂は2日のロッテ戦(ZOZOマリン)で、3回1/3を投げ8安打4失点降板し、プロ初黒星を喫した。何度も大粒の汗をぬぐった。こんなはずじゃない――。間合いを取り気持ちを落ち着かせようとしたが、持ち前の制球力は戻らなかった。

 「甘い球を全部ヒットにされてしまった。納得いかない部分があって、いつもと違う自分になってしまった」

 初回から苦しんだ。先頭の荻野に三塁内野安打、藤岡裕には中前打といきなり連打を浴び無死一、二塁。1死後、角中に真ん中に入った直球を左前に運ばれ先制を許した。2、3回は無失点で切り抜けたが、4回にロッテ打線に捕まった。

 先頭の井上に1ボールから140キロの高めに浮いた直球を完ぺきに捉えられ右越えにソロ被弾。さらに単打2本と犠打で1死二、三塁とされ藤岡裕に中前に2点打を許したところで交代を告げられた。

 シーズン前の実戦5試合で防御率0・43の好数字を残し、高卒2年目で開幕ローテーション入りを果たした。プロ初登板だった4月4日ヤクルト戦は4回5失点。試合後に降格が決まったが、緒方監督の「次はまたある」の言葉を胸に、チャンスを待った。2軍では5試合に登板して2勝2敗、防御率4・15。再び巡ってきた機会を生かせず、再度の降格が決定。指揮官も「彼はこうやって経験して力をつけてくれたらいい」と、三たび、はい上がってくることを期待した。

 「課題が見えたことが収穫。次は試合をつくれるようにしたい」

 高橋昂にとっては、1軍でやり返す理由がまた一つ増えた、大切な1敗となった。(河合 洋介)

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