オリドラ1山岡 1球に泣く…7回痛恨3ラン被弾

[ 2017年4月14日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2―3ロッテ ( 2017年4月13日    京セラドーム )

<オ・ロ>7回無死二、三塁、細谷に逆転3ランを浴びて降板する山岡(中央)
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 プロ初登板初先発のオリックス・山岡は、1球に泣いた。6回まで3安打投球だったが、終盤に逆転3ランを浴びて6回0/3を3失点で降板。プロ初黒星を喫した。

 「取ってもらった1点を守りたい気持ちが裏目に出てしまいました」

 試練はT―岡田の3号ソロで先制した直後の7回。四球と二塁打で無死二、三塁とされ、細谷に内角直球を左中間席へ運ばれた。広島から両親も駆けつけ観戦したが、父・秀治さんは「何とか試合をつくってくれたら」と話したが、球団新人では89年酒井勉(現育成コーチ)以来の初登板初勝利は霧散した。

 チームは2連敗を喫したが、福良監督は新人右腕の内容を評価。「上出来。これだけの投球を見せてくれたから」と次回登板を確約。次週は日本ハム、ロッテと2試合ずつで登板機会がないため1度、選手登録を抹消し25日からの西武、ソフトバンク6連戦で再登録される見込み。今度こそ初白星をつかむ。 (湯澤 涼)

 ▼オリックス・T―岡田(6回に先制の3号ソロ)(山岡を)援護したかったのはあります。もっと早く点を取ってあげたかった。この2試合、投手は良い投球をしてくれている。僕ら野手が頑張らないといけない。

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2017年4月14日のニュース