【吉村禎章 視点】広島の強打封じ ヒントは高木勇 横にも縦にも広く 

[ 2017年4月14日 09:10 ]

セ・リーグ   巨人5―11広島 ( 2017年4月13日    東京ドーム )

<巨・広>2回1死一、二塁から登板の高木勇
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 巨人抑えのカミネロが打たれたように、今の広島打線はスピードボールだけでは抑えられない。若い選手が多く体も切れるし、思い切って踏み込んでくる。初回に6連打で4失点した吉川光は、球種は違っても同じような速度の球が多かった。ストライクゾーンをひと回り小さくして、球種に関係なく強い打球をセンター中心に打ち返す意識が見えた広島の攻撃陣につかまった。

 強打封じのヒントは、5回2/3無失点だった2番手・高木勇の投球だ。広島相手に5回以上を零封した投手は今季初。2回1死からリリーフし、2死一、三塁でエルドレッドに死球を与えたが、その内角を突く球で打者のステップの踏み込みを弱めさせた。シュートとカットボール、スライダーで左右、カーブやフォークボールで上下の揺さぶりも使えていた。各打者のステップとタイミングをずらしたことが好投につながった。

 横にも縦にも広く。捕手の小林も配球を考えさせられた3連戦だっただろう。もちろんそれに投手も応えないといけない。(スポニチ本紙評論家)

 ▼巨人・高木勇(この日初昇格。2回1死一、二塁から登板し、7回まで無安打無失点)ずっとファームだったので、悔しい気持ちを出すことだけを考えた。

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