原口 城島オーラで猛打呼ぶ!周囲から「そっくり」の声

[ 2016年5月10日 06:55 ]

阪神の原口

 「伝統の一戦」のカギを握るのは、やはり24歳のシンデレラボーイだ。4月27日に支配下登録されると攻守で大活躍。瞬く間にポジションをつかんだ原口が、10日からの巨人2連戦でも、このカード自身初となる先発マスクが濃厚だ。勢いと新鮮さを武器に、宿敵撃破の起爆剤となる。

 その名前を一躍、全国に知らしめたのが、同じ甲子園での「伝統の一戦」だった。巨人戦前に3年ぶりの支配下復帰。そのまま1軍初昇格を果たすと、代打で途中出場し、8回先頭の第2打席でプロ初安打となる左前打まで放った。あまりの急展開に124番から94番に変更されたユニホームが間に合わず、山田2軍バッテリーコーチの82番を借りて出場。「ユニホームを含めてインパクトを残せた。一生忘れられない試合になった」と振り返った。

 3日からの中日、ヤクルト6連戦は全試合フル出場し、球団タイ記録となる3試合連続零封勝利にも貢献。5月は7試合全てに安打を放つなど、ここまで11試合の打撃成績は24打数13安打2本塁打7打点で打率・542、出塁率は・618と驚異的な数字を残す。

 本人は「そっち(打撃成績)は良いんじゃないですか。それだけ出られているということなんで」と謙虚に話すが、体格や、マスクをかぶっている時の構え、そしてパンチ力抜群の打撃に、ナインを含め周囲からは「城島にそっくり」との声も多く出ている。マリナーズから阪神に移籍した城島は1年目の2010年は全144試合に出場し打率・303、28本塁打、91打点の好成績を残し、チームの雰囲気を変えた。原口に同じ働きを求めるのは酷だが、何かをやってくれそうな雰囲気を漂わす。

 チームは4戦連続6安打以下と貧打にあえぐ。金本監督も8日のヤクルト戦後に「技量がないのはわかる。どの球も打とうとするのは無理。若いカウントから、球種かコースか高さか明確にして打ち損じないこと」と若手にゲキを飛ばした。前回対戦から約2週間。信じられないスピードで成長を続ける原口が打倒巨人を成し遂げる。(山添 晴治) 

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