中日4連勝堅首!“首位の呪い”打ち破った 佐藤、新人初登板初勝利

[ 2016年5月10日 21:01 ]

<D・中>中日先発の佐藤

セ・リーグ 中日6―3DeNA

(5月10日 横浜)
 中日がDeNAを下し4連勝。セ・リーグでは4月29日の巨人から首位に立ったチームの次戦は9連敗中だったが、“首位の呪い”を打ち破った。先発のドラフト2位ルーキー佐藤は5回、70球を投げ2安打1失点と好投。チームでは98年の川上以来となる新人プロ初登板初勝利を飾った。

 中日は打線も4試合連続2桁となる13安打と好調。初回、大島がセンターへの二塁打と荒木の二ゴロで三進し、平田の左前タイムリーであっさり先制。同点とされた3回にも、中前打と三ゴロで二進した大島を、平田の左前タイムリーで返し勝ち越した。6回には先頭のナニータが20試合連続安打となる右前打、エルナンデスが左越え二塁打の無死二、三塁で堂上が中犠飛を放ち3点目。8回にもビシエド、ナニータの連打と守備の乱れにも乗じ4点目。続くエルナンデスにも1号2ランが飛び出し6―1と突き放した。

 投げても先発の佐藤は、2回に筒香に本塁打を打たれたものの、崩れず5回2安打。6回からは7日に緊急登板しプロ1勝を挙げたドラフト4位の新人・福が1回無安打2三振と好投。又吉、岡田、福谷とつないで逃げ切った。

 DeNAは2回、4月29日に右脇腹の肉離れでで抹消されて以来の出場となった筒香が、第1打席でいきなりセンターへライナーで9号ソロを叩き込み同点。8回には白崎の2号ソロ、9回には筒香がこの日2本目となる10号ソロを放ったが失点が多すぎた。

 DeNAはこれで借金9。今季火曜日は7戦全敗。開幕日を除き、前日に試合のなかった試合は8敗1分けと勝ちのない状態が続いている。

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