【キヨシスタイル】打線上向けばDeNA台風の目になれる

[ 2016年5月10日 08:55 ]

中畑清杯争奪中学校女子ソフトボール大会の出場選手と記念撮影。アントキの猪木ら偽ジャパンのメンバーの姿も

 ゴールデンウイーク最終日の8日、茨城県境町の境特別支援学校のグラウンドで行われた「第16回中畑清杯争奪中学校女子ソフトボール大会」に出掛けた。

 28チームが参加したこの大会に顔を出すのは5年ぶり。DeNAのユニホームを着てよかった。私の現役時代を知らない女子中学生。以前は開会式であいさつしても「変なおじさん」くらいにしか思わなかったんじゃないかな。今回は「監督やってた中畑さん」と分かってくれてる。キャーキャー言われてアイドルになった気分だったよ。

 侍ジャパン、いやアントキの猪木ら芸人さんでつくる「偽(いつわり)ジャパン」のメンバーも20人ほど駆けつけてくれて大盛り上がり。青空の下、一生懸命ボールを追っかける姿を見せてもらって大満足だった。

 こどもの日の5日には東京ドームで思わぬ感動を味わった。巨人―広島戦。入場者全員に私が89年の日本シリーズ第7戦で現役最後のホームランを打った時のシルエットと名前、背番号24が入ったオレンジと黒のタオルを配り、5回終了時にそれで人文字をつくってくれたのだ。外野スタンドいっぱいに広がる「ゼッコーチョー」。身震いするほど感激した。

 おかげで「キヨシ絶好調」のゴールデンウイークになったというわけだが、去年もそうだったんだよね。ベイスターズは5月6日の最終日を5連勝で締めくくり、20勝14敗。貯金6で2位に1.5ゲーム差の首位に立っていた。そのまま貯金を11まで増やしながら交流戦終盤から12連敗…。失速するのだけど、この時期は気分最高だった。

 今年のDeNAは13勝21敗2分けで目下最下位。でも確実に流れは来ている。開幕から戦列を離れていた梶谷が合流してから4勝1敗。空気が変わった。5日のヤクルト戦(横浜)ではホームスチールを敢行。一度はアウトの判定がビデオ検証で覆った。ありえないことを現実のものにする。そんな選手なんだ。10日には筒香も帰ってくる。

 勝ち運に恵まれなかったルーキー今永にも初勝利がついてチーム防御率3.31は巨人を抜いてリーグトップ。点さえ取れれば勝てるのよ。首位中日も18勝15敗2分けで貯金3。去年のようなだんごレースになる気配がする戦国セの台風の目になってもらいたい。(スポニチ本紙評論家・中畑 清)

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