掛布2軍監督、61歳新たな誓い「若虎送り込み1軍Vに貢献」

[ 2016年5月10日 09:00 ]

61歳の誕生日をむかえた掛布二軍監督

 阪神の掛布雅之2軍監督が9日、61回目の誕生日を迎えた。報道陣から用意された特注のバースデーケーキを前に満面の笑み。還暦を過ぎても活気ある姿でファンを魅了する「ミスタータイガース」は、2005年を最後に遠ざかるリーグ制覇に貢献することを、61歳の新たな誓いとした。

 「(個人的な抱負は)ないよ。1軍が優勝することかな。本当に1軍が良い形で戦ってほしい。僕にとっての目標はない。(2軍監督として)やることが大切。この立場になって、初めてのシーズンだけど、上の監督もそう。上がすべてですから」

 9日現在、ウエスタン・リーグで18勝15敗2分けで2位。勝利を重ねる一方で、1軍で活躍する若手も送り出してきた。それでも、満足感などない。「実際にグラウンドでプレーする立場ではないからね。口と目で勝負でしょ。知識も20代のころより30代、40代とね。同じことでも選手に分かりやすく言うことを覚えたり、年齢を重なることをプラスにね」と話し、金本監督を全面サポートする構えだ。

 開幕は2軍スタートだった陽川、板山、原口ら若手野手に加えて横山ら投手陣も1軍舞台で存在感を示している。それでも、世代交代へ向けて今後も若手育成は課題となる。「勝ちながら、育てる」という難題は常に付きまとう。

 「その中(1軍が勝つ中)でファンは答え求めるだろうね。それが1軍の優勝ということだろうし、若い力が出てくることもその1つ。でも(優勝と)イコールは一番難しいんだよ」

 発言とは対照的に、その表情は難題を楽しんでいるかのように明るかった。「超変革」を今後も支え続けていく。

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