背水の内海 11日に今季初先発「ガチガチに緊張すると思う」

[ 2016年5月10日 06:30 ]

菅野(後方)らと一緒にノックを受ける内海

 オープン戦の不振により開幕からこれまで2軍で調整してきた巨人・内海が、11日の阪神戦で今季初先発する。この日は川崎市のジャイアンツ球場でブルペン入りし54球。約1カ月半遅れの「開幕」となる34歳左腕は球場を後にする際、車に乗り込むと一点を見つめ「最初はガチガチに緊張すると思う。とにかく結果を残せるようにするだけです」と覚悟を口にした。

 チームは目下3連敗中で、首位・中日に0・5ゲーム差の3位。特に投手陣は危機的状況にある。8日までのゴールデンウイーク9試合は菅野、田口以外の先発投手が崩れ、2勝7敗。救援陣も含め1試合平均6・1失点と不振が続いた。そんな中、首脳陣が「救世主」と期待して送り出すのが、プロ13年目のベテランだ。ただ、内海は「チーム状況は、今の僕の状況では言っていられない。一つずつアウトを取ることがチームのためになる」と初登板のマウンドに集中する。

 阪神戦の通算防御率は2・56で、通算21勝は、現役ではDeNA・三浦の46勝、広島・黒田の23勝に次ぐ3番目の「虎キラー」。しかし「相手よりも自分の球を投げることをしっかり考えたい」と好相性は度外視する。左前腕部炎症の影響で昨季わずか2勝に終わったベテラン左腕にとっては、自らの存在価値を示すマウンドとなる。

 マイコラス、桜井の故障やポレダの再調整で先発陣の台所事情が苦しい。1軍最年長となる左腕は、ここから1年間ローテーションを守る覚悟だ「まずは自分のできることをしっかりやっていきたい」。今こそ、内海の力が必要だ。(神田 佑)

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