ローテ3人離脱の鯉投救う!戸田が13日中日戦で今季初先発

[ 2016年5月10日 06:17 ]

広島の戸田

 広島の戸田隆矢投手(22)が13日の中日戦(ナゴヤドーム)で今季初先発することが9日、明らかになった。黒田、福井、横山と先発ローテーションを担ってきた投手が相次いで出場選手登録を抹消される非常事態の中で、中継ぎとして結果を残した左腕に白羽の矢が立った。救世主になれるか、注目が集まる。

 わずか3日間で起きた悲劇。10日からのヤクルト(神宮)、中日と続く6連戦において、チームに訪れた想定外の危機を、チャンスがめぐって来た戸田が熱投でカバーすることを誓った。

 「順調に来ている。こういったチャンスをものにできるように気持ちを込めて投げたい。しっかり腕を振ることを考えて、低めに丁寧に投げたい。強い真っすぐを投げていきたい」

 6日からのDeNA3連戦は、まさに負の連鎖だった。6日先発の横山が3回4失点でKOされ2軍降格が決まると、翌7日に先発し4回で降板した黒田は「頸(けい)部の神経根症」と「右肩痛」で出場選手登録を抹消。8日に先発した福井も3回2/35失点の乱調でこの日に抹消された。

 そんな中で、白羽の矢が立ったのが戸田だ。5日の巨人戦で2番手で登板し1回無失点。続く6日のDeNA戦でも2番手で4回からマウンドに上がり4回3安打1失点で5三振を奪った。今季は5試合に救援登板し、防御率1・13と安定した成績を残している。中継ぎ陣の調整の大変さを知るだけに完投宣言まで飛び出した。

 「今年初先発だから5回までとか6回までとかでなく、中継ぎが投げない試合をつくりたい。しんどさを知っているので」

 今季は中日戦に2度登板しているが、打率・328、11本塁打、28打点(9日現在)のビシエドとは未対戦。それでも映像は確認済みで、攻略のイメージもできている。

 「長打も打てて、打率も残している。そういう打者の前に走者をためないようにしたい。打っているからといって弱気にならずにいきたい。仮に打たれても、次の打者に対して気持ちの切り替えも必要になってくる」

 先発は昨年9月22日のヤクルト戦(神宮)以来となるが、関係ない。男気投球でチームの危機を救い、一気に先発ローテ定着を狙う。(柳澤 元紀)

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