柳田、新記録達成アシスト弾 左翼ポール直撃「切れるかなと まぐれです」

[ 2016年5月10日 21:13 ]

6回1死一塁、2ランを放ったソフトバンク・柳田は大道コーチ(左)とグータッチ

パ・リーグ ソフトバンク2―1ロッテ

(5月10日 ヤフオクD)
 柳田のひと振りがバンデンハークのプロ野球新記録達成をアシストした。

 0―0で迎えた6回、1死一塁。力投を続けていたロッテ先発・石川の直球を叩いた飛球は左翼スタンドへ向かって伸びた。距離は十分。「切れるかなと思って」走り出すのが遅くなったが、「皆さんの熱い声援がフェアゾーンに残してくれた」と左翼ポール直撃弾にニンマリ。「バンディがすごくいい投球をしていたので何とか打ちたいと思っていたが、相手の石川投手もすごい投手なので…まぐれです」と今季初の2試合連発となる4号決勝2ランを振り返った。

 チームは5月をいまだ無傷で、今季2度目の7連勝となった。「ひたすら“切れるな”と思った皆の願いが叶って本塁打になってくれた。本当に点の欲しいところで打ってくれたと思う」とは工藤監督。指揮官自ら「本塁打を打って来い」と送り出した今宮が中前打で出塁し、その今宮を一塁に置いて飛び出した柳田の決勝2ランに笑顔満開だった。

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2016年5月10日のニュース