関東第一、壮絶打撃戦制し16強!オコエ快足&3長打4打点でけん引

[ 2015年8月11日 13:33 ]

<関東第一・高岡商>3回無死、関東一・オコエは右中間三塁打を放つ

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 関東第一12-10高岡商

(8月11日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第6日が11日に行われ、第2試合は関東第一(東東京)が12―10で高岡商(富山)との打撃戦を制して、16強に進出した。関東第一のプロ注目の外野手・オコエ瑠偉(3年)は初回の第1打席に一塁強襲の二塁打で快足を見せつけると、3回には1イニング2本の三塁打を放つなど4打数3安打4打点の活躍で勝利に貢献した。

 関東第一は初回、オコエが一塁強襲の二塁打で出塁すると、1死三塁から3番・伊藤の左前適時打で1点を先制。3回にはオコエの右中間を破る三塁打で築いた無死二、三塁の好機から、伊藤が左翼席へ3点本塁打で追加点を挙げると、その後もオコエの走者一掃の右三塁打など打者11人で6長短打を集めて一挙7点を加えて8―0と大量リードを奪った。

 しかし直後の4回に高岡商が反撃。3、4番の田越、堀内の連打で無死一、三塁とし、吉国の犠飛でまず1点。北村、駒方、田越も適時打を放ち、打者11人の猛攻で7点を取り返し、1点差に迫った。そして6回には2死二塁から田越の左前適時打で8―8と試合は振り出しに戻した。

 関東第一は7回に森山と代打・日原の連打で1死一、二塁の好機を築くと、打者オコエの場面で相手のけん制悪送球で二走が勝ち越しのホーム。オコエは中犠飛を放ってリードを2点に広げた。

 直後の8回、高岡商は2死一、二塁から田越の4打席連続安打となる右翼線への2点三塁打で再び同点に。しかし関東第一はその裏に鈴木の右前適時打などで2点を勝ち越し、両チーム合わせて25安打が飛び出した熱戦に決着をつけた。

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