岸 投手戦制した!完投で今季2勝目 大谷メヒアの1発に泣く

[ 2015年8月11日 20:25 ]

<西・日>西武先発・岸

パ・リーグ 西武2―1日本ハム

(8月11日 西武D)
 西武・岸、日本ハム・大谷との息詰まる投手戦の末、西武がメヒアの一振りで大谷に黒星をつけ、連勝をマーク、日本ハム戦の連敗も7でストップした。先発の岸は9回131球を投げ4安打1失点で今季4度目の完投、6月26日の日本ハム戦以来6試合ぶりの2勝目(4敗)をマークした。

 均衡を破ったのは日本ハムだった。7回、先頭の陽が中前打と中島卓の犠打で二塁に進み、田中の左前適時打で先制した。だがその裏、西武は先頭の栗山が中前打で出塁し、浅村の犠打で二進すると、続くメシアが左翼へ18号2ランを放ち逆転に成功した。

 大谷は8回113球を投げ4安打2失点と力投も3敗目。特に7月24日の西武戦で2被弾を喫した中村には、1回の第1打席は四球を与えたものの、4回にはこの日最速となる159キロのアウトハイのストレートで空振り三振。6回にも直球主体で攻め空振り三振を奪う力の勝負を展開した。だが、メヒアの1球に泣き、自己最多の12勝を前に2試合足ぶみ。日本ハムの連勝も3で止まった。

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