わずか96球!ヤクルト山中、プロ初完封で今季6戦全勝

[ 2015年8月11日 22:00 ]

<広・ヤ>広島打線を完封したヤクルト山中のピッチング

セ・リーグ ヤクルト5―0広島

(8月11日 マツダスタジアム)
 舞台は満員の敵地マツダスタジアム。百戦錬磨の黒田を相手に今季初めて6連戦の頭を任されたヤクルトの山中が満点投球で応えた。プロ初完投を散発5安打の完封で飾り「チームにとって大事な試合。いい形で明日のエース(小川)につなげた」と白い歯を見せた。

 少ない球数で回を重ねる、黒田のお株を奪うような投球だった。遊撃手の大引が「スーパーテンポ」と評する短い投球間隔で、背負った走者はすぐに併殺で片付け、5回まではわずか40球。「ストライク先行だから、向こうも打つしかない」と真中監督が話すように、中盤以降は広島打線の早打ちを誘い、わずか96球でシャットアウトした。

 これで今季は6戦全勝。「野手の皆さんが打ってくれるおかげ」と謙遜するが、登板日に平均7点近くの援護を引き出す理由を、大引は「暑い中で、あのテンポが守備にも打撃にもリズムを持ってくる」と証言する。

 チーム完投数が12球団ワーストのヤクルトは救援陣の登板過多が悩みの種だったが、休養に充てた52試合登板のオンドルセクは「明日から(山中のように)下手投げを練習するよ」と笑顔で引き揚げた。山中の力投が弾みをつけた。

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