藤浪 ヤクルトに雪辱!7回無失点でプロ2勝目 阪神4連勝

[ 2013年4月21日 16:54 ]

<神・ヤ>6回、気合の入った表情を見せる藤浪

セ・リーグ 阪神5―0ヤクルト

(4月21日 甲子園)
 阪神のルーキー藤浪が21日、甲子園でのヤクルト戦に先発し、7回2安打無失点1四球4三振でプロ2勝目を挙げた。阪神は2季ぶり、和田監督就任後では初の4連勝となった。

 ヤクルトは、3月31日のデビュー戦(神宮)で6回3安打2失点で初黒星を喫した“因縁”の相手。藤波は1回、151キロの直球で上田を三邪飛、三輪を左飛に打ち取って2死とすると、3番ミレッジには直球2球の後、緩いカーブで追い込み、最後は151キロの直球で空振り三振に斬った。2回は先頭のバレンティンを歩かせたが、畠山にはフルカウントから142キロの直球が際どいコースに決まって見逃し三振。続く宮本は直球で遊ゴロ併殺に仕留め、この回も無失点で終えた。3回、先頭の森岡の左翼への大飛球は強い風にも乗って左越え二塁打に。この試合初安打を許したが、中村を二ゴロに打ち取ると、スクイズを仕掛けた八木を空振り三振、上田を三ゴロと抑え、無失点で切り抜けた。

 4回は2番からの好打順も三者凡退。バレンティンの安打性の当たりを鳥谷が横っ跳びでキャッチする味方の好守にも助けられ、この回も0点に抑えた。藤浪は5回も三者凡退で終えると、その裏に新井が1号ソロを放って、ルーキーに先制点をプレゼント。6回も8番・中村からの3人を無安打に抑えた。

 6回裏に新井兄弟の連続適時打でリードを3点に広げた阪神。藤浪は7回1死からミレッジにフォークを狙われて左二塁打を浴びたが、バレンティンを三ゴロ、畠山は直球で空振り三振に斬った。

 その裏は藤浪からの打順だったが、代打でコンラッドが登場。藤浪はプロ最長の7回を2安打無失点と上々の投球で終えた。後を受けた安藤、筒井も無失点に抑え、ルーキーに2勝目をプレゼントした。

続きを表示

この記事のフォト

2013年4月21日のニュース