2年目の大野がプロ初勝利!「長かったです」

[ 2012年7月11日 21:52 ]

プロ初勝利を挙げ、ウイニングボールを手にする中日・大野

セ・リーグ 中日2-1阪神

(7月11日 甲子園)
 今季初登板の中日10年ドラフト1位・大野が、5回1/3を7安打1失点と好投。プロ2年目、憧れの甲子園で待望のプロ初勝利を挙げた。

 中日は1回に平田の先頭打者本塁打、井端の適時二塁打で2点を先行。その裏に、安打、四球に自らの暴投が絡んで内野ゴロの間に1点差に迫られ「最初は何が何だか分からなかった。初回は地に足がついていない感じで、思うように投げられなかった」と言うが「2回以降は少しずつ落ち着いて、谷繁さんのミットめがけて思い切り投げました」と振り返った。

 昨年10月14日、巨人戦で初登板、初先発したものの、4回7失点KO。それがあっただけに、2年目での初勝利も「長かったです」と大野。ウイニングボールは「母親に渡そうと思います。今まで育ててくれたので、1つ恩返しができたかな」と語った。

 沢村(巨人)斎藤(日本ハム)ら同世代に「少しずつでも追い付きたい」と一層の活躍を誓った左腕に、高木監督は「あれくらいやってくれると期待していた」と目尻を下げた。

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