ヤクルト6連敗…高津監督、9回2死での並木のプレーに苦言「何とかという気持ちがなかったのかな」

[ 2023年5月24日 22:14 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー6阪神 ( 2023年5月24日    神宮 )

<ヤ・神>4回2死二塁、同点のホームを踏んだサンタナ(左)を出迎える高津監督(撮影・北條 貴史)
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 5位・ヤクルトは24日、本拠で首位・阪神と対戦。新守護神・田口麗斗投手(27)が1点リードの9回に2失点を喫し、5―6と手痛い逆転負け。チームは引き分けを挟んで今季2度目の6連敗。20年9月2日以来約3年ぶりの借金7となった。9回、田口は近本、中野から連続三振を奪って勝利まであと1死としたが、ノイジーの右方向への打球を途中出場の右翼・並木がまさかの後逸。これが三塁打となって、失点につながった。先発のドラフト1位ルーキー・吉村は4回6安打2失点。3回まで無失点に抑えたが、4回に死球を挟んで計4連打を許し2点を奪われて逆転を許した。

 高津監督との一問一答は以下の通り。

 ――9回2死まではすごく良い展開だった?

 「何といったらいいんですかねえ。ゲームセットまで、試合はどうなるかわからない、もちろんそうなんですけど。せめて体に当てるとか、何とかしてほしかったなというのが。照明が目に入ったんでしょうけれども、何とかして欲しかったなという。何とかという気持ちがなかったのかなという気はします」

 ――吉村の早めの降板になった?

 「状態が悪いっていう表現がいいですね」

 ――5番の塩見が、走攻守で大活躍した。

 「彼は得点圏ですごく打率がいいので、前に(山田)哲人とかサンタナ、(村上)ムネがいたらね、ランナーを置いた状況での打席っていうのが増えてくるので、きょうは5番にしてみました」

 ――あとアウト一つというところで負け。求める気持ちは?

 「勝ちたい気持ちは凄い分かる。どうしても9回2アウトの1プレーにクローズアップされてしまうんですよね。何とかしてやろうというアレ(気持ち)があったんでしょうけども、顔に当ててでもという気持ちはなかったと思う。最後の一つのワンプレーというのはすごく難しかったかもしれないですけど、難しいことをみんなで乗り越えてやっていかないとねと思います」

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