日本ハム新庄監督「いいっすね。面白い選手になってくれそうな予感がします」初本塁打のハンソン期待

パ・リーグ   日本ハム1―2ソフトバンク （ 2023年5月24日    エスコンF ）

＜日・ソ＞初回、先制ソロを放つハンソン（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムが接戦を落とし今季3度目の3連敗を喫した。アレン・ハンソン内野手（30）が初回にNPB初となる先制1号ソロを放ったが、得点はその1点だけ。先発の上沢は気迫の投球で7回119球2失点も今季3敗目（4勝）となった。

　新庄剛志監督（51）は試合後、初回に新加入11打席目でNPBで初となる先制の1号ソロを放ったハンソンについて「いいっすね。右も左も選球眼もいいし、足も思ったより動いている。面白い選手になってくれそうな予感がします」と期待感を口にした。

　また、この日は8番の上川畑以外、両打ちのアルカンタラとハンソンを含めて右打者を並べた采配について、左腕・和田対策か聞かれ「いや、雰囲気ですね。今日はちょっと打線重視で行ってみようかなっていうところで、うまく抑えられましたけどね」と説明。続けて「まあ、でも成長ざかりの…シーズンを通してね、そんな経験したことない選手たちが、いつも言っているようにね。選手たちが経験を積んで成長していくところを見守りながら強いチームにしていくっていうところで。今、強いチームもこういう時期は必ずあったわけで。その段階なので。経験が一番の成長。急には成長しないのでゆっくり、ゆっくりね。その中でミスを減らしていきながら戦っていかないと強くはならない」と自身に言い聞かせるように語った。

　ハンソンは初回1死、相手先発左腕の和田が投じた2球目の真ん中やや低めに来た甘いカーブを見逃さず。引っ張った打球は高々と舞い上がり、左翼席に飛び込んだ。NPB11打席目にして生まれた待望の先制1号ソロに「初球から積極的に行こうと決めていました。良い結果が出て本当にうれしいです」と笑顔で振り返っていた。