ヤクルト・石川が入団1年目から22年連続安打　山田は神宮150号も空砲　5連敗で3年ぶりの借金6

セ・リーグ   ヤクルト3－6阪神 （ 2023年5月23日    神宮 ）

＜神・ヤ＞3回無死、石川は左前打を放つ（撮影・北條　貴史）
Photo By スポニチ

　ヤクルトは今季2度目の5連敗で、3年ぶりの借金6となった。先発の石川が0―3の3回先頭で、今季初安打となる左翼線への安打。プロ野球新記録の投手として入団1年目から22年連続安打を樹立した。だが本職では4回0/3を7安打3失点で今季2敗目を喫し「ヒットというより、しっかりとしたピッチングをしたかった」と唇をかんだ。6回には山田が2戦連発となる左越え6号2ラン。「しっかりと腰を使って打てた」と史上3人目となる神宮150号に到達も、3度目の対戦となった村上からの得点はこの2点のみだった。

　≪石川43歳4カ月で安打は球団最年長記録≫石川（ヤ）の入団1年目から22年連続安打は、投手では53～73年小山正明（大洋）、56～76年米田哲也（阪神）の21年を抜くプロ野球最長記録となった。入団1年目からに限らない投手の連続シーズン安打では、93～16年三浦大輔（D）の24年に次ぐ歴代単独2位。また43歳4カ月での安打は、宮本慎也の42歳10カ月を抜いて球団最年長記録。