落合博満氏　野球界と筋トレ「我々の時代は水泳と筋トレはやっちゃいけない時代」投手の肩は「温めた」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が24日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。落合氏の現役時代の筋力トレーニングについて語った。

　プロ野球だけでなく、あらゆるスポーツで現在はトレーニング全般を科学的根拠に基づいてチームが専門家を置いてデータなどの数字を管理し、その競技の結果に結びつけていくのが当たり前の時代に。実際、プロ野球界もメジャーリーガーも筋肉モリモリの選手が多い。エンゼルスの大谷翔平も、日本ハム時代よりもさらに体を大きくして二刀流に挑み続け、世界が驚く結果を出し続けている。

　落合氏の現役時代の筋力トレーニング事情はどうだったのか。「やる人はやってたと思うけども」と前置きした上で「オレはしなかった」ときっぱり。理由については「我々の時代っていうのはまだ水泳と筋トレっていうのはやっちゃいけないっていう、そういう時代」と語った。

　当時、筋トレの何がダメだったかは「よく分からない」というが、水泳については「体を冷やすからってことでしょう」と推測し、補足として「今でこそ投げた後にアイシングをするけど、昔は温めたものだから。それだけ冷やしちゃいけないよ、というようなことでね。（今とは考え方が）真逆だった」と説明。落合氏の現役時代と現在の違いが如実に表れたエピソードを披露した。