日本ハム今季3度目の3連敗…ハンソンNPB1号の1点だけ 上沢7回雄叫び119球力投も1球に泣く

[ 2023年5月24日 21:02 ]

パ・リーグ   日本ハム1―2ソフトバンク ( 2023年5月24日    エスコンF )

<日・ソ>2回、栗原に逆転2ランを浴びた上沢(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムが接戦を落とし今季3度目の3連敗を喫した。アレン・ハンソン内野手(30)が初回にNPB初となる先制1号ソロを放ったが、得点はその1点だけ。先発の上沢は気迫の投球で7回119球2失点も今季3敗目(4勝)となった。

 新助っ人にNPB11打席目にして待望の1号が生まれた。初回、相手先発左腕・和田がキレキレの直球を連発し、先頭のアルカンタラが三振に倒れた直後だった。初球の外角直球をフルスイングでファウルにすると、2球目の真ん中やや低めに来た甘いカーブを見逃さなかった。引っ張った打球は高々と舞い上がり、NPB1号先制ソロが左翼席に吸い込まれた。

 投げては今季8度目の先発登板となった上沢が力投を見せた。先制点をもらった直後に6番・栗原に逆転の2ランを打たれたものの、その後は得点を与えず。5回には2死三塁の場面で周東を二ゴロに打ち取り雄叫びを上げチームを鼓舞。6回を投げ終え364人目となる通算1000投球回を達成した右腕は7回のマウンドにも上がり、119球5安打5奪三振2失点でマウンドを降りた。8回は河野、9回はロドリゲスがピンチを招くも無失点に抑え、打線の援護を待った。

 しかし、打線は初回のハンソンのソロ以降わずか2安打で得点を奪えず。ソフトバンクに本拠・エスコンFで連敗し3連敗。今季3敗目の上沢は、2回の被弾が痛恨の1球となった。

 ▼ハンソン(初回にNPB1号)初球から積極的に行こうと決めていました。良い結果が出て本当にうれしいです。

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