DeNAは4連勝でストップ 先発・石田は7回1失点も1球に泣く 打線が戸郷の前に沈黙

[ 2023年5月24日 20:40 ]

セ・リーグ   DeNA0―1巨人 ( 2023年5月24日    東京ドーム )

<巨・D>2回、岡本和にソロ本塁打を打たれた石田(撮影・篠原岳夫)
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 DeNAは24日、東京ドームで巨人と対戦したが、0―1で敗戦。今季3度目の零敗となり、引き分けを挟んでの連勝は4で止まった。先発の石田健大投手(30)が7回6安打1失点と好投したが、打線の援護なく、2敗目を喫した。

 たった1球の失投が重くのしかかった。先発の石田は、2回先頭の岡本和に対し、初球の内角を狙った143キロ直球が真ん中に入った。左翼席に運ばれる先制ソロとなってしまった。

 その後は走者を出しても次の1点を与えなかった。6回1死三塁では、坂本をカーブで空振り三振。2死一、三塁からは大城を外角のカットボールで空振り三振に仕留めた。8回も先頭打者の出塁を許したが、後続を抑えた。7回6安打1失点。先発の役割は十分に果たした。

 ただ打線が今季4試合目の対戦となった戸郷をとらえられない。3回2死二、三塁では宮崎が三ゴロに倒れた。得点圏に走者を送れたのは1度だけだった。8回1死一塁では、代打の切り札、楠本が空振り三振、一塁走者も盗塁失敗の三振ゲッツーに倒れるなど、得点を奪えず。9回も1番の佐野からの攻撃となったが、最後までホームベースが遠かった。

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