日本ハム新庄監督 1000投球回の上沢に投げ勝った2000投球回の和田称賛「倍?何年?凄い精神力」

[ 2023年5月24日 21:55 ]

パ・リーグ   日本ハム1―2ソフトバンク ( 2023年5月24日    エスコンF )

<日・ソ>8回を終え投手交代を告げベンチに下がる新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムが接戦を落とし今季3度目の3連敗を喫した。アレン・ハンソン内野手(30)が初回にNPB初となる先制1号ソロを放ったが、得点はその1点だけ。先発の上沢は気迫の投球で7回119球2失点も今季3敗目(4勝)となった。

 新庄剛志監督(51)は試合後、上沢の力投を「栗原君のホームラン以外はしっかり試合をつくってくれた」とねぎらうとともに、相手先発42歳・和田の日本通算2000投球回達成に「凄い精神力。おめでとうございますです」と素直に称えた。また、自身がデザインした赤黒ユニホームからファイターズブルーのレギュラーユニホームに戻ってから連敗を喫したことには「それは好きに書いてください」と笑い飛ばした。

 新庄監督との主なやりとりは以下の通り。

 ――先発の上沢の投球について。

 「(2回先頭の)柳町君のフォアボールが痛かった、あれは。でも栗原君のホームラン以外はしっかり試合をつくってくれたし。(上沢が6回終了時に)1000投球回数。記念日に勝ちをプレゼントしたかったですけどね。和田君が2000(投球回)?倍?凄いな。2000って何年やらなきゃいけないの?17年ぐらい?凄い精神力。おめでとうございますです」

 ――ハンソンが先制のNPB1号。

 「ハンソンいいっすね。右も左も選球眼もいいし、足も思ったより動いている。面白い選手になってくれそうな予感がします」

 ――右打者を多めに。和田対策か。

 「いや、雰囲気ですね。今日はちょっと打線重視で行ってみようかなっていうところで、うまく抑えられましたけどね。まあ、でも成長ざかりの…シーズンを通してね、そんな経験したことない選手たちが、いつも言っているようにね。選手たちが経験を積んで成長していくところを見守りながら強いチームにしていくっていうところで。今、強いチームもこういう時期は必ずあったわけで。その段階なので。経験が一番の成長。急には成長しないのでゆっくり、ゆっくりね。その中でミスを減らしていきながら戦っていかないと強くはならない」

 ――ソフトバンクの中継ぎを打てない。対策は。

 「8、9回が素晴らしいから、7回までに何とか同点に持っていこうと考えていたんですけどね。同じ人間がやっているんですけど、モイネロ君のボールは途中で消えるんじゃないかな?ってぐらいね。素晴らしいピッチャーですよ。ボールの重さを感じながらリリースポイントで100%に持っていくバランスと投球フォーム、全てが完璧な投手だなって思って見ていますよ」

 ――ユニホームが変わってから勝てない。

 「それは好きに書いてください(笑い)」

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