2死からまさか…パドレス・ダルビッシュは5回まで3失点 2発で同点も直後に勝ち越し3勝目の権利ゲット

[ 2023年5月24日 09:55 ]

ナ・リーグ   パドレス-ナショナルズ ( 2023年5月23日    ワシントンDC )

ナショナルズ戦に先発したダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が23日(日本時間24日)、敵地でのナショナルズ戦に先発。5回2死から3点を失い、同点とされたが、打線の援護を受け3勝目の権利を獲得した。

 3回まで好投を続けていたダルビッシュは4回、先頭・トーマスの打球が右腹部付近に直撃。トレーナーらが慌てて駆け寄ったもののダルビッシュは痛がる素振りも見せず投球を続行。1死からカンデラリオを四球で歩かせ一、二塁と初めて得点圏に走者を背負ったが、メネセスを右飛に打ち取ると、ディカーソンを二ゴロに仕留めた。

 ところが、3-0の5回に2死一塁からアブラムスに右越え2ランを被弾。続くトーマスにもソロを浴び、勝利投手の権利獲得まであと1人という場面で同点に追いつかれた。

 それでも直後の6回に1死一、三塁の好機からタティスの右犠飛で勝ち越しに成功。右腕は勝利投手の権利を得て、6回のマウンドに上がった。

 チームはここまで21勝26敗、借金5。試合開始時点で、チーム打率はメジャー30球団中最下位の・222と打線の低迷が続く。それでもこの日は初回2死一塁からボガーツが先制2ラン。3回にもディクソンにソロが飛び出すなど、先発右腕を援護している。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月24日のニュース