日本ハム・マルティネス “鷹キラー”本領弾も…柳田に“カモられた”リードを反省

[ 2023年5月24日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム2-4ソフトバンク ( 2023年5月23日    エスコンF )

<日・ソ>2回、同点ソロを放ちベンチのハンソンとタッチを交わすマルティネス(撮影・高橋 茂夫)
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 天敵に一矢報いた。日本ハム・マルティネスが放った高速の打球が左中間席に着弾した。一時同点に追いつく5号ソロ。ソフトバンク先発・大関から2年越しで、22イニングぶりに得点を奪った。

 「(大関は)素晴らしい投手だった。自分が打った時はたまたま高めに浮いた球を打っただけ」。0―1の2回1死走者なしで、真ん中高め直球を捉え、8試合ぶりのアーチ。家族への愛を表す頭の上で両手でハートを作るポーズを見せて喜んだ。

 大関には昨年5月14日の3回に2得点したのを最後に、その後は2試合連続で零敗。今季初対決となった9日の対戦では13三振を奪われ、わずか1安打に封じ込められていただけに、貴重な一発だ。特に、今季の5本塁打中3本がソフトバンク戦で“鷹キラー”となりつつあるが「偶然です。全部のチームに3本ずつ打てていたらいい」と満足はしない。

 反省は守備。マスクでは今季2度目のフル出場で、4回途中で降板した先発・メネズを含め6投手をリードしたが、柳田に勝ち越し弾を許すなど、この日の4失点に全て柳田が絡んだ。日本ハムに対して打率・424と苦手にしている相手。「初球に気をつけて、コースをいっぱいに使う。バラエティー豊かな配球になるように」と雪辱を誓った。(田中 健人)

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