ソフトB和田毅が史上最年長42歳3カ月でNPB2000投球回到達!93人目、球団51年ぶり、左腕初

[ 2023年5月24日 18:42 ]

パ・リーグ   ソフトバンク―日本ハム ( 2023年5月24日    エスコンF )

<日・ソ>2回を投げ終え通算2000投球回を達成した和田(撮影・高橋 茂夫)
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 ソフトバンクの和田毅投手(42)が24日、日本ハム戦(エスコンF)に今季6度目の先発登板。2回を投げ終え、42歳3カ月と史上最年長で通算2000投球回に到達した。

 和田は、前回登板の17日楽天戦でシーズン最長の6イニングを投げるなど今季合計24回2/3。日米通算では2099回2/3になるが、日本では1998回となっていた。

 初回からキレのいい直球を気持ち良く投げ込んだ。先頭のアルカンタラを空振り三振に斬り上々の立ち上がりを見せたかに思えたが、2番・ハンソンに対して2球目に投じた甘く入ったカーブをうまく捉えられ先制1号ソロを被弾。しかし、その後は落ち着いて3番・松本を右飛、4番・野村を遊ゴロに打ち取った。

 2回は先頭の万波を空振り三振、マルティネスには死球を与えたものの後続を断ち切った。打線は2回に5番・柳町が四球で出塁後、6番・栗原が逆転2ランを放ち、2回を終え1点をリードしている。

 日本通算2000投球回はこれまで92人が記録したが、最年長到達は16年8月27日中日戦の黒田博樹(広)で41歳6カ月。42歳3カ月の達成で、同じメジャー移籍を挟んだ先輩が持っていた最年長記録を9カ月更新した。

 なお、最年少到達を見ると、金田正一(国鉄)が56年5月2日中日戦で残した22歳9カ月となっており、年少、年長で約20歳もの差がつくことになる。

 また、ホークスで2000イニング以上を投げた投手は過去4人。そのうち、チーム在籍時に1イニング目から2000イニング目までを記録したのは、皆川睦雄(3158回)、杉浦忠(2413回1/3)、三浦清弘(2017回1/3)と南海時代の3人だけで、最後に達成したのは72年8月13日近鉄戦の三浦となる。和田は球団51年ぶり4人目で、左腕および福岡移転後初となる鷹生え抜きの2000投球回達成者となった。

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