オリ・紅林が劇的な逆転サヨナラ2ラン 中嶋監督からの歓喜のヘッドロックに「愛を感じた」

[ 2023年5月24日 22:11 ]

パ・リーグ   オリックス6―5楽天 ( 2023年5月24日    ほっと神戸 )

<オ・楽>サヨナラ本塁打を放った紅林(撮影・岸 良祐)
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 オリックス・紅林が劇的すぎる一発を放った。

 1点を追う9回、1死から大城が三塁・伊藤裕の失策で一塁へ。そして紅林が打席に入った。マウンドには楽天の守護神・松井裕。その4球目だった。

 143キロのフォークが真ん中に。思い切り叩いた打球が神戸の夜空を舞い、左翼スタンド中段で弾んだ。2号逆転サヨナラ2ランだ。

 手荒い祝福。ナインから水をかけられ、満面の笑みでハイタッチ。中嶋監督からは「歓喜のヘッドロック」で祝福された。

 「打った瞬間にいったと思った。(ウオーターシャワーは)めっちゃうれしかった」。指揮官のヘッドロックは「いつもサヨナラの時は他の選手には抱きつく。僕はヘッドロックされて…。でも、愛を感じました」と笑顔で振り返った。

 お立ち台に上がった紅林は「打席に立った時に凄い歓声で。今まで感じたことのないような凄いでかい応援でめっちゃ、めっちゃうれしかったです!」

 狙ったか?と聞かれると「いつもだったらあそこで多分、代打だった。監督が僕を打席に立たせてくれた。期待に頑張って応えようと」と打席への思いを明かした。
 

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