巨人・岡本和真「ナイスピッチング」「貫禄があって堂々」「凄いピッチャー」 戸郷へ賛辞止まらず

[ 2023年5月24日 22:13 ]

セ・リーグ   巨人1―0DeNA ( 2023年5月24日    東京D )

<巨・D>お立ち台で喜び合う戸郷(左)と岡本和 (撮影・西川祐介)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(26)がDeNA戦(東京D)で今季初の3戦連発。この9号ソロが決勝点となってチームは今季初となる1―0での勝利を飾り、戸郷はプロ2度目の完封勝利でリーグ最多タイとなる5勝目(1敗)を挙げた。

 岡本和は「4番・一塁」で先発出場。0―0で迎えた2回だった。先頭打者として入った第1打席。相手先発左腕・石田が投じた初球、真ん中やや外寄りの143キロ直球を完璧に捉えると、打球は左翼スタンド上段に突き刺さった。打った瞬間それと分かる特大の一発は今季初の3戦連発。また、前夜の第4打席から2打席連発となった。

 試合後、戸郷と並んでお立ち台に上がった岡本和は「打てるところにきたら思い切っていこうと思ってたんで。打てて良かったです」と冷静に第一声。前夜は0―6で迎えた9回に先頭打者として左翼スタンド上段へ8号ソロを放ち零敗を阻止していたが、最終打席で本塁打したことで「本当にいい形できょうに入れたと思うんで。また、あしたも打ちたいなと思います」と4戦連発にも意欲を見せた。

 また、これで4試合連続打点にもなったが、それについて聞かれても「本当にピッチャーが頑張ってくれてるんで、何とか僕らでカバーしたいなと思ってますし、きょうは本当に戸郷に助けられたんで。本当にナイスピッチングだなーと思いました」と9回を5安打無四球完封で飾った戸郷を称えた岡本和。「いやもう貫禄があって堂々としたピッチングだったなーと。凄いピッチャーだなーと思いました」としみじみと続けると、スタンドからは微笑ましい笑いも起こり、大いに盛り上がった。

 ライバルの目の前で特大の決勝弾を放ち、9本塁打でリーグトップの宮崎、牧(ともにDeNA)に並んだ。交流戦前のラストウイークは2位DeNA、首位阪神との6連戦だが、残り4戦へ向け「また今週、まぁ、あした勝てるように頑張りますので、応援よろしくお願いしまーす」と最後まで“岡本らしさ”全開だった。

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