大谷翔平 激走内野安打!4打数1安打 エ軍3連勝 “侍対決”第2R 吉田正尚はノーヒット

[ 2023年5月24日 12:51 ]

ア・リーグ   エンゼルス4ー0レッドソックス ( 2023年5月23日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>6回、左飛球に倒れる大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。2試合ぶり安打で4打数1安打とし、チームは4-0でレッドソックスを下して3連勝を飾った。

 第1打席は初回、レッドソックス先発右腕・ベロのチェンジアップを引っかけて一塁へのゴロになったが、俊足を飛ばして一塁へ激走。ベースカバーに入ったベロとの“競争”となり、間一髪で一塁に先に到達し、内野安打とした。セーフをアピールするために両手を広げて走るおなじみの「アラレちゃんポーズ」も出た。第2打席は一ゴロ、第3打席は左飛。第4打席は見逃し三振に終わった。

 エンゼルスは1番・モニアクが初回に中越えへ先頭打者弾となる4号先制ソロ。5回にタイスが2号ソロ、さらに8回にはトラウトが大谷に並ぶチームトップタイの11号2ランと3発が飛び出した。投げては先発のキャニングが7回2安打無失点の好投。ムーア、ウェブで完封リレーを果たした。キャニングは今季3勝目を挙げた。

 前夜の同カードで、大谷は3打数無安打1四球。“侍対決”となったレッドソックス・吉田は6試合連続安打となる4打数2安打1打点で打率・308とリーグ5位まで浮上していた。この日吉田は「2番・左翼」で先発し、4打数無安打で連続試合安打は6で止まった。

 試合前、大谷は屋外でフリー打撃を行った。4月18日のヤンキース戦以来今季2度目。31スイングで3連発2度を含む18本の柵越えを放った。150メートル級の本塁打が炸裂し、「うわぁ~」と声を発した打ち損じの打球までもがフェンスを越える圧巻の”本塁打ショー”。エンゼルスタジアムでは昨年4月26日のガーディアンズ戦以来の屋外フリー打撃に関係者は酔いしれた。

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