栗山監督 「3.11」の佐々木朗希は「一球一球、魂を込めて思いを届けるような感じ」

[ 2023年3月11日 23:45 ]

WBC1次ラウンドB組   日本10―2チェコ ( 2023年3月11日    東京D )

WBC1次R<日本・チェコ>4回、栗山監督(左)に迎えられ降板する佐々木朗(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、1次ラウンドB組が東京ドームで2試合が行われ、ナイターで日本は第3戦となるチェコ戦に10-2で快勝し、3連勝となった。

 栗山監督は無傷の3連勝にも表情を崩さず、「3試合ともそうなんですが、国際大会の難しさというか、じりじりする試合展開で、勝ち切りましたけど、改めて難しい試合だったと感じた」とした。

 佐々木朗の「3.11」の先発については、「一球一球、魂を込めて目いっぱい投げている佐々木朗希の姿が感じられて、ボールを投げるというよりも思いを届けるような感じでした」とベンチで見守った心境を明かした。

 WBC初安打が出た村上には、「バッターというのは調子がいい時となかなか思うように打てない時があるので、それは信じて」と、主砲が調子を取り戻すことを願った。

 そしてここまでの戦いを振り返り「プロ野球のように相手のデータがない中で、点は取れてはいるが調子がいいかはっきり感じられるものとは違うものもある。それは置いておいて、一日一日、みんなで全力で束になって戦っていくだけ」と話した。

 12日の豪州戦は山本由伸を立てて、4連勝で準々決勝進出を決める意気込みを示した。

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