侍・ヌートバー 4回にタイムリー安打で3戦連続安打 中堅手の返球見て二塁に進む好判断

[ 2023年3月11日 20:41 ]

WBC1次ラウンドB組   日本ーチェコ ( 2023年3月11日    東京D )

WBC1次R<日本・チェコ>初回、空振り三振のヌートバー(撮影・尾崎 有希)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は11日、東京ドームで2試合が行われ、日本はナイターでチェコと対戦した。「1番・中堅」で出場した侍ジャパンのラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)が第3打席に中前適時打を放ち、3試合連続安打を記録した。

 3-1の4回1死二塁で迎えた第3打席。ヌートバーの名前がコールされると、球場からは一斉に「ヌー」と“ヌーイング”とともにペッパーミルパフォーマンスが行われた。

 ヌートバーはフルカウントからの外角148キロの真っすぐをはじき返した。打球は二塁の定位置に飛んだが、二塁手が一二塁間に寄っていたため、中前へと抜けると、再び球場からは大歓声が起こった。

 二走・中野は悠々とホームイン。さらに、中堅手がダイレクトで本塁へ送球したのを見逃さなかったヌートバーは二塁へ進塁する好判断だった。

 9日の中国戦で2安打1盗塁に加えて3回には浅い飛球をスライディングキャッチする美技でチームを勝利に導いた。10日の韓国戦でも反撃の口火となる中前適時打を含む2安打1打点。さらに5回1死一塁の場面では遊撃後方の浅いフライに対し、敢然と頭から飛び込むダイビングキャッチで連日のスーパープレーでチームを救った。

 この日、第1打席はフルカウントからチェンジアップに空振り三振。第2打席は強烈な当たりも一塁手の好プレーに阻まれて一ゴロ。

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