さすがヒットマン!侍・吉田正尚 難投手苦にせず逆転打「お待たせしました」前日から5打数連続安打

[ 2023年3月11日 20:11 ]

WBC1次ラウンドB組   日本-チェコ ( 2023年3月11日    東京D )

WBC1次R<日本・チェコ>3回、適時二塁打を放つ吉田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組が11日、東京ドームで行われ、日本はチェコと対戦した。前日の韓国戦で3安打5打点と活躍した吉田正尚外野手(29=レッドソックス)が、この日も止まらない。

 「5番・左翼」でスタメン出場すると、2回に先発右腕のオンジェイ・サトリアから中前打。チーム初安打となった。そして第2打席となった3回、2死一、二塁から今度は逆転の2点適時打。日本打線が手こずるサトリアの緩い直球、125キロを左翼線へ落とす適時二塁打で逆転に成功。「つないでもらったので打てて良かったです。お待たせしました」と逆転を喜んだ。

 前日の韓国戦では犠飛、押し出し四球を挟んでの3安打で、これで5打数連続安打となった。また、初戦の中国戦での2出塁(2四死球)を合わせ、8度の出塁となり、出塁率が・666まで浮上した。

 オリックスでは20、21年に2年連続で首位打者を獲得。三振数も少なく、バットコントロールには定評がある。9日の中国戦では投球が頭部付近を通過し、右肩に死球を受けるヒヤリとする一幕もあったが、打棒に湿りはない。

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