ダルビッシュ有「渡米以来何度も夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした」 韓国戦の収穫つづる

[ 2023年3月11日 12:51 ]

<日本・韓国>2回、三振を奪って雄叫びを上げるダルビッシュ(撮影・白鳥 佳樹)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は10日、東京ドームで行われ、日本は韓国と対戦した。侍ジャパンはダルビッシュ有投手(36=パドレス)が先発したが、3回、48球を投げ3安打3失点(自責2)で降板。直後に味方が逆転し、勝利投手となった。

 ダルビッシュは11日、自身のツイッターを更新。「昨日、2011年以来の日本のマウンドに立つことができました。2012年の渡米以来何度も夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした」と振り返った。

 試合の雰囲気には「チームとしても3点先制された後のファンの方々、ベンチ、ベンチ裏のまとまりが凄く日本全体で試合をしているのを肌で感じ感動しました。韓国代表も振りが鋭く、根本的な身体の強さがあり素晴らしいチームだと感じました」とコメント。

 自身の調子については「自分としては正直コンディションや球の精度はまだまだで、楽しむというところまで余裕はありませんでしたが最初の試合としては良いところがたくさんあった登板だったと思います」とし「具体的には心配していた球速が最速96マイル(約154キロ)であったこと、横の大きいスライダーのキレがそこそこ良かったところ、ホームラン前のツーシームがしっかり投げ切れたこと、3回キムヒョンス選手の初球にカーブでストライクを取れた所、それなりの強度で3回50球程度を投げられた所でしょうか」と分析した。

 「まだ日本では後1試合は投げる可能性があるので、次の試合でやりたい事を明確にして次の数日を過ごしたいと思います」とつづり「球場に来てくださった方々、テレビやラジオなどで応援してくださった方々、ありがとうございました。また今日もチェコ戦があり、佐々木朗希選手が先発しますので是非日本代表、侍Japanと一緒に戦いましょう!」と呼びかけた。

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2023年3月11日のニュース