大垣日大・阪口監督　春夏通算40勝へ意欲　あと1勝で歴代7位タイ「采配で決着つくような接戦持ち込む」

18日開幕　第95回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会 （ 2023年3月10日    大阪市内 ）

＜第95回センバツ組み合わせ抽選会＞対戦が決まった沖縄尚学・佐野春斗主将（左）と大垣日大・日比野翔太主将（撮影・須田　麻祐子）
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　阪口慶三監督が率いる大垣日大（岐阜）は、初日第3試合で沖縄尚学（沖縄）との対戦が決定。「1点勝負など采配で決着がつくような接戦に持ち込みたい」と思い描いた。今春で甲子園春夏通算34度目の指揮。あと1勝で歴代7位の春夏通算40勝に並ぶだけに、「40勝の区切りに向けて、全力で白星をつかみ取りに行く」と初戦必勝を誓った。

　指揮官は開幕を78歳10カ月で迎え、常総学院・木内幸男監督が持つ78歳0カ月の甲子園最高齢監督の記録を更新する。最速143キロ右腕の山田渓太（3年）や強肩強打の二塁手・米津煌太（3年）ら投打に戦力が充実しており、日比野翔太主将（3年）は「大きな目標は優勝。まず一つ勝てば阪口先生の40勝に届くので、1勝して2、3回戦につなげたいです」と指揮官への恩返しを誓った。