ベネズエラ代表左腕スアレスは強化試合で生じた前腕の張りで急遽出場取りやめ ドミニカ戦先発はぺレス

[ 2023年3月11日 09:28 ]

ランヘル・スアレス(AP)
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 フィリーズのランヘル・スアレス投手(27)はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表だったが、8日のアストロズとの強化試合で左前腕に張りが出たため、急きょ出場を取りやめ、フィリーズのキャンプ地に戻った。10日(日本時間11日)大リーグ公式サイトが報じた。アストロズ戦の2回、先頭打者に四球を与えた後、2三振を奪ったが、その後、連打を食らって降板。1回3分の2を投げ、3安打2四球1失点だった。

 スアレスは「大丈夫、チームも心配していない。自分もチェックしておきたかっただけ」と言う。ロブ・トムソン監督も「少し痛みが出ただけ、大きなケガではない」と話す。MRI(磁気共鳴画像)検査も受けていないそうだ。スアレスはフィリーズのローテーション投手。開幕に間に合うかどうかが心配されるが、「間に合うと思うし、長いシーズンだけど休みたくはない」と言う。数日間休んで、再び投げ始める。なお11日のベネズエラ代表の第1戦、対ドミニカの先発はレンジャーズの左腕マーティン・ぺレスと発表されている。

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2023年3月11日のニュース