センバツ注目のドラフト候補 広陵の左の大砲・真鍋、専大松戸の最速151キロ右腕・平野

[ 2023年3月11日 04:50 ]

18日開幕 第95回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会 ( 2023年3月10日    大阪市内 )

大阪市内で開催された抽選会(撮影・須田 麻祐子)
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 優勝候補の大阪桐蔭が初戦で5季連続で甲子園出場の強豪・敦賀気比(福井)と激突するが、同ブロックには昨秋の地区大会を制したチームが計4校入る激戦ブロックとなった。近畿大会優勝の大阪桐蔭に加え、東京都大会で優勝した東海大菅生、北海道大会で優勝したクラーク、九州大会を制した沖縄尚学がしのぎを削ることになりそうだ。2季連続の甲子園優勝を狙う仙台育英は昨夏のメンバーが多く残り鉄壁投手陣も健在。初戦で強打の慶応を封じることができれば勢いに乗りそうだ。ドラフト候補では広陵の左のスラッガー・真鍋、専大松戸の最速151キロ右腕・平野、報徳学園の捕手・堀が注目選手。将来性を期待されている東海大菅生の最速150キロ右腕・日当もブレークを狙う。

 ≪選抜アラカルト≫
 コロナ下で3度目の開催となる選抜。過去2年から可能な範囲で制限が緩和された。

 (1)抽選会 19年以来4年ぶりに対面で実施。主将や監督が会場に一堂に会した。昨年は主将が自校や滞在先からオンラインで参加しフリー抽選だったが、今回は従来の方式を採用し、同一地区同士は準々決勝まで、同一都道府県同士は決勝まで対戦しないように振り分けられた。

 (2)開会式 昨年は初日に出場する6校のみの入場行進。今年は全選手に戻る。

 (3)応援 マスク着用を条件に、観客の声出し応援が19年夏以来4年ぶりに解禁される。50人以内だったブラスバンドの人数制限、観客数の上限も設けない。

 (4)感染対策 出場校や大会関係者へのPCR検査の義務化を廃止。体調不良者などが発生した場合にのみ必要に応じ検査する。開幕前に30分間行う甲子園練習は行わない。

 (5)タイブレーク 9回で同点の場合、延長10回無死一、二塁から実施。昨夏は延長13回から無死一、二塁で行った。

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2023年3月11日のニュース