死球→ダッシュのチェコ選手にネット称賛「振る舞いが素敵」　観客の大きな拍手も話題「心温まる」

WBC1次ラウンドB組   チェコー日本 （ 2023年3月11日    東京D ）

WBCチェコ代表のエスカラ（撮影・西川祐介）
Photo By スポニチ

　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の1次ラウンドB組は11日、東京ドームで2試合が行われ、日本はナイターでチェコと対戦。チェコの「7番・左翼」で先発したウィリー・エスカラ内野手（24）に対し、球場から大きな拍手が送られる場面がありネットで反響を呼んだ。

　内外野をこなせるユーティリティープレーヤーとして昨季米独立リーグでプレーしたエスカラは4回、日本先発の佐々木朗が投じた162キロが左ひざを直撃。グラウンドに倒れこんで悶絶し、しばらく動けず。場内が心配そうに状況を見守る中、自力で立ち上がって一塁へ向かうと、大きな拍手が起きた。

　この場面にネットから「拍手出る東京ドーム素敵だなあ」「歩いてる、良かった。観客の拍手も温かい」「エスカラ選手に拍手を」「日本のこういう拍手とかほんとにいいな」「こういう球場全体からの拍手って心温まるよね。某国にはない精神」「この拍手すばらしいな。観客が良や」と反響。

　エスカラがこの声援に応えるように右翼線に向かって力強くダッシュし、場内からさらに大きな拍手と歓声が沸き起こった場面については「今日1の拍手がエスカラに」「拍手に応えるエスカラも漢だ」「エスカライケメン過ぎだろ」「デッドボール直後のエスカラ選手の振る舞い、素敵やな。こういうプレーをもっと見せてほしい」「エスカラさん、男気あるダッシュパフォーマンス泣ける。ありがとう、佐々木くんも救われました」「チェコ代表のエスカラ、162キロのデッドボールとか痛すぎるに決まってるのにこういう姿見せてくれるの良いな。かっこいい」と称賛の嵐。ツイッターでも「エスカラ」がトレンド入りした。