侍ジャパン 前日負傷の源田は練習参加せず 中野、牧原、周東が遊撃でノック受ける

[ 2023年3月11日 16:55 ]

WBC1次ラウンドB組   日本-チェコ ( 2023年3月11日    東京D )

<日本・韓国>3回、牽制球で帰塁する二走・源田(撮影・沢田 明徳)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶりの世界一奪回を目指す日本は11日、1次ラウンドB組第3戦でチェコと対戦する。中国、韓国を下して2連勝としている日本だが、チェコ戦前に、源田壮亮内野手(30=西武)は試合前の練習参加を見合わせた。

 練習前、東日本大震災から12年でグラウンド上で黙とうを捧げた。それ以降、源田はグラウンドに姿を現さなかった。ノックでは遊撃に中野、牧原、周東が入った。

 源田は10日の韓国戦「8番・遊撃」で先発出場したが、3回先頭で四球を選び、続く中村の場面で、けん制に対してヘッドスライディングで帰塁。この際に右手の指を痛めたとみられ、中村が四球を選んだ直後にベンチへと下がった。治療後に一度はグラウンドへ戻り、ヌートバーの中前適時打で本塁へ生還して逆転への足がかりとなったものの、4回の守備から中野を送られて退いた。試合中に都内の病院へ向かい、白井ヘッドコーチは「帰塁の時に相手のスパイクに(指が)引っかかったと言っていた。明日様子を見てですね」と説明していた。

 源田は正遊撃手として、1次ラウンド2試合に先発出場。2試合で4打数1安打、2四球、1打点。守備でも再三の好守で欠かせない存在となっていた。

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2023年3月11日のニュース