【世界陸上】田中希実、1500m決勝届かず「接触は多かった」異例の挑戦、次は日本時間21日5000m

[ 2022年7月17日 11:23 ]

陸上・世界選手権第2日 ( 2022年7月16日    米オレゴン州ユージン )

田中希実
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 第2日の16日(日本時間17日)に行われた女子1500メートル準決勝で、東京五輪8位の田中希実(豊田自動織機)は、2組で4分5秒79で6位となり、決勝進出はならなかった。

 スパート合戦となった最後の直線で転倒した選手のあおりを受けた他、レース中には中距離レース特有の接触もあった。「(タイムよりも)着順狙いの展開になったと思うので、だいぶ接触は多かったかな」と振り返った。

 今大会と同じ会場で行われた5月のダイヤモンドリーグの同種目では最下位の屈辱を味わった。「前(ダイヤモンドリーグ)よりも今の方が良い状態だと思う。悔しい気持ちを晴らせたら」。強い気持ちで臨んだが、東京五輪に続く準決勝突破には届かなかった。

 ただ、完全燃焼の夏はまだまだ終わらない。20日(同21日)は5000メートルの予選、21日(同22日)は800メートル予選。「5000にも生きるような取り組みしてきた。(1500で)決勝には残れていないけど、その分(5000で)決勝に残りたい」。22歳のエースが、世界の強豪に挑み続ける。

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2022年7月17日のニュース