照ノ富士“前代未聞”取組再開も3連勝で2敗キープ!1敗の逸ノ城が敗れ首位タイに7人が並ぶ大混戦に

[ 2022年7月17日 18:09 ]

大相撲名古屋場所8日目 ( 2022年7月17日    ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所8日目>照ノ富士(左)と若元春が組み合う中、式守伊之助(手前)が止めに入る(撮影・亀井 直樹)
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 大相撲名古屋場所は17日、中日(八日目)の取組が行われ、2場所連続優勝を狙う横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)は前頭4枚目・若元春を下し3連勝。1敗の逸ノ城が敗れたため首位タイに浮上。照ノ富士を含め6勝2敗に7人が並ぶ大混戦となった。

 前日に初黒星を喫し開幕からの連勝が6で止まった首位・逸ノ城は同じ平幕の琴ノ若と対戦。寄り切りで敗れ連敗を喫した。

 照ノ富士は結びの一番で若元春と対戦。照ノ富士のまわしが緩んでいたため土俵中央で行司が「まわし待った」をかけたが、そのまま若元春に寄り切られた。

 これに照ノ富士は行司に視線を送り、納得のいかない表情。場内も騒然となりすぐに審判団が協議。「まわし待った」の状態から取組再開という“前代未聞”の状況のなか、苦しみながらも下手投げで下し3連勝。6勝2敗で首位タイに浮上した。

 平幕の2敗勢では錦富士、一山本、錦木、翔猿、琴ノ若ら5人が勝利し6勝目。翠富士のみ敗れ3敗目を喫した。

 大関・貴景勝は遠藤をはたき込みで下し5勝目(3敗)。カド番の大関・正代は平幕の玉鷲を寄り切りで下し3連勝。開幕から3連敗と出遅れたが4勝4敗とついに星を五分に戻した。

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