ウッズ 涙の予選落ち…最後の聖地か 次回開催は「プレーできるか分からない」

[ 2022年7月17日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー 第150回全英オープン第2日 ( 2022年7月15日    スコットランド・セントアンドリュース・オールドC=7313ヤード、パー72 )

第2ラウンド18番、声援に応えるウッズ(撮影・西尾 大助)
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 大会3勝を誇るタイガー・ウッズ(46=米国)は通算9オーバーで予選落ちした。

 最終18番、フェアウエーを歩くウッズに万雷の拍手が降り注いだ。セントアンドリュースでの2度を含む、3度の大会制覇を誇るレジェンドは涙を流し、帽子を取って応えた。結果は通算9オーバーで予選落ち。「次にここで開催されるのは2030年ころかな。体力的にプレーできるかは分からない」。ここ「聖地」でのプレーが最後になることを覚悟したようだった。

 昨年の自動車事故から復帰し、今年のマスターズ、全米プロ選手権とメジャー3試合に出場。「引退はしない」と明言したが、全盛期から程遠いことは理解している。「18ホールを歩いてプレーするだけでもきつい。もっとハードな練習をして来年は何試合かプレーする機会があるといい」。最高峰の舞台で、競技者として戦うことへの誇りがにじんだ。

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2022年7月17日のニュース