大相撲“前代未聞の取り直し”がネットで反響「歴史に残るかも」「若元春の金星が幻に…」

[ 2022年7月17日 18:52 ]

大相撲名古屋場所8日目 ( 2022年7月17日    ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所8日目>佐渡ケ嶽親方(手前)の指示で組んだ場所と足の位置を整える式守伊之助(土俵上・右)(撮影・亀井 直樹)
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 大相撲名古屋場所は17日、中日(八日目)の取組が行われ、横綱・照ノ富士と前頭4枚目・若元春が対戦した結び一番で“前代未聞の取り直し”となる珍事が発生。ネット上では「過去にない事例かも。なんか凄いものを観た」「かなりレアなケースから取組再開だった」と話題となった。

 照ノ富士と若元春の一戦は“長時間”の熱戦となり、照ノ富士のまわしが緩んでいたため土俵中央で行司が「まわし待った」をかけた。しかし、力を抜いた照ノ富士を若元春がそのまま寄り切ると場内は騒然。照ノ富士も行司に視線を送り、納得のいかない表情を浮かべた。

 この結果を受けすぐに審判団が協議。場内説明で「行司がまわし待ったをしたときに動いてしまったので、まわし待ったの状態から再開したいと思います」と伝えた。

 再び“同じ体勢”からの再開となった取組は、照ノ富士が下手投げで勝利し6勝目。敗れた若元春は惜しくも金星を逃し4勝4敗となった。

 この珍事にツイッターでは「取り直し」「照ノ富士」「行司さん」といった関連ワードが続々とトレンド入り。ネット上では「前代未聞の取り直し。同じ体勢を再現しようとする行司さんたちがシュールすぎる」「まわし待ったで同じ体勢再現するの大変そう。ちょっと面白いけど…」「ある意味歴史に残るかも」「若元春の金星が幻となってしまった」「こんな再開初めて見た」など多くの反響を呼んだ。

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