日本人最上位の桂川有人は「75」で後退「下の硬さ、スピードのイメージが狂ってしまった」

[ 2022年7月17日 04:08 ]

米男子ゴルフツアー 第150回全英オープン第3日 ( 2022年7月16日    スコットランド・セントアンドリュース・オールドC=7313ヤード、パー72 )

第3ラウンドの1番、第2打を放つ桂川
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 18位から出たメジャー初参戦の桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算2アンダーで3日目を終えた。ホールアウト時点では55位まで順位を下げた。

 5番パー5で叩いたダブルボギーが最後まで響いた。「下の硬さ、スピードのイメージが狂ってしまった。3打目のアプローチが思った以上に柔らかくてそのイメージが残ってしまった」と話す。その後はショートすることを恐がる感覚が残ってしまった。

 フォロー、アゲンストが一定しない気まぐれな風にも悩まされた。地元出身のキャディーと組んでいるが、この日は互いに読みを外す展開が続いた。そんな中でも14番、18番で決めたバーディーは最終日につながる。特に最終18番ではティーショットをワンオンさせ、楽々バーディーでフィニッシュした。

 「きょうはちょっとしたことで崩れてしまった。手応え、良いイメージは結構あって、ほんのちょっとその良い方へ行けば伸ばせる感覚はある」。崩れても日本人トップの座を守った23歳の新鋭は最終日に向け、気持ちを切り替えていた。

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2022年7月17日のニュース