翔猿が得意の蹴返しで6勝目 首位浮上も「まだまだこれから」食い気味返答で無欲強調

[ 2022年7月17日 20:11 ]

大相撲名古屋場所8日目 ( 2022年7月17日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所8日目>琴恵光(左)を蹴返しで破る翔猿(撮影・亀井 直樹)
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 幕内・翔猿(30=追手風部屋)が得意技で琴恵光(30=佐渡ケ嶽部屋)を下して2敗を守った。

 右足で相手の右足を内側から払って「蹴返し」。中学生の頃から得意技として多用しており、昨年の名古屋場所でも同じ相手に同じ技を決めている。それでも「全然狙ってなかったです」と体が自然に反応したようだった。

 先場所は4連勝スタートから途中7連敗するなど失速して負け越し。今場所は6勝2敗で折り返し「体が動けている」と好調をアピールした。逸ノ城が敗れたことで2敗の7人が首位に。優勝争いの話を向けられると「まだまだこれからですね」と食い気味に答え、無欲を強調した。

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2022年7月17日のニュース