【丸山茂樹 メジャー基準】桂川の留学経験生きた!?言葉苦にならずプラスに ラウンド楽しそう

[ 2022年7月17日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー 第150回全英オープン第2日 ( 2022年7月15日    スコットランド・セントアンドリュース・オールドC=7313ヤード、パー72 )

桂川有人
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 初出場の桂川が、4つスコアを伸ばして18位で予選通過を果たした。自分で「ショットが良かった」と話していたように初日から全体的に流れが良い感じで、この日はパッティングも良いところで決まり、それが好スコアにつながった。

 僕が初めて全英に出た時は、若かったこともあってワクワク感しかなかった。始まる前は「ダメならダメでしょうがない。それだけみんなが強いということ」と気負うこともなかった。ジャック・ニクラウスと同組になっても「おーっ、ニクラウスと一緒なんだ」と喜びの方が大きかった。今回、桂川がどんな気持ちでプレーしているかは分からない。ただ、本当に楽しそうに回っているのは、見ていて伝わってくる。彼は礼儀正しくて、明るく爽やかな青年。フィリピンに留学していた経験もあり、言葉も苦にならないと思うので、そういう面もプラスに働いているのかもしれない。

 松山はパッティングに足を引っ張られた。特にフックラインが全部左に抜ける感じだった。ラインの読み違いなのか、球が引っ掛かったのか分からないが、そういう日もあるのがゴルフ。終盤の連続ボギーは残念だったが、最終18番をバーディーで上がれたので、少し前向きな気持ちで決勝ラウンドを迎えられるのではないか。(プロゴルファー)

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2022年7月17日のニュース