炎鵬が軽快に4勝目 全国大会初優勝の母校・金沢学院大へ祝福の白星

[ 2022年7月17日 17:07 ]

大相撲名古屋場所8日目 ( 愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所8日目>矢後(左)を引っ掛けで倒す炎鵬 (撮影・亀井 直樹)
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 十両の炎鵬(27=宮城野部屋)が矢後(28=押尾川部屋)を引っかけで破って4勝目を挙げ、星を五分に戻した。

 下からハズで攻めていった炎鵬は矢後にうまくいなされて後ろ向きになる場面もあったが、素早く向き直って相手の左腕を手繰って引っかけを決めた。「負けたと思いましたね。でも諦めずに体がよく動いたと思います」と振り返った。

 この日は炎鵬の地元・石川県金沢市で全日本大学選抜相撲金沢大会が3年ぶりに開催され、母校の金沢学院大が初優勝をも成し遂げた。金沢学院大は炎鵬の在学中に西日本学生選手権で優勝しているが、全国大会での優勝は史上初。母校が日本一に輝いた日に、かつて卯辰山の土俵を盛り上げた小兵が十両の土俵を沸かせた。

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2022年7月17日のニュース