アイスダンス“かなだい”は北京切符ならず、高橋大輔は快挙逃す

[ 2021年12月26日 23:05 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2021年12月26日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第3日>アイスダンス・フリー、演技をする村元哉中・高橋大輔組(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 全競技終了後に22年北京五輪代表が発表され、アイスダンスの村元哉中・高橋大輔(関大KFSC)組に吉報は届かなかった。

 北京の出場枠は1で、小松原美里・小松原尊(倉敷FSC)組との一騎打ち。日本スケート連盟の選考基準は4項目あり、全日本選手権を小松原組が制したことで、2項目ずつ分け合う難しい選考になった。

 前日(25日)のフリーダンス(FD)を終え、選考について高橋は「マジでわかんないですもんね。ふたを開けるまで分からない状態。考えないようにしようかな」とし、村元は「自分たちができることは全力で出した。選んでいただけたらうれしい」と話していた。

 高橋はシングル時代の10年バンクーバー五輪で銅メダルを獲得。国際スケート連盟(ISU)の広報担当者によると、シングルでメダルを獲得したスケーターが、アイスダンスでも五輪に出場すれば史上初だった。日本最多4度目、日本最年長での五輪出場を逃した。
 

続きを表示

2021年12月26日のニュース